筑後川はその流域に、豊かな自然と文化、歴史を育み、特に、優れた工芸品や豊富な食材の数々は、他の流域では見られないほどです。

ところが、モノが溢れる時代の中で、素晴らしい筑後の手工芸品のPRの場が少なくなっているのが実情です。
私たち「SOHO筑後川」は、「SOHOによる地域振興」をテーマに、郷土愛をもって地域社会と積極的に交流し、地域企業、地場産業の情報化支援や埋もれる人的資源の発掘および育成を行うことを目的として活動しています。

未来を切り開くキーワードは「地域の魅力」です。「筑後の歴史や文化工芸の素晴らしさを改めて知っていただきたい、もっと身近な地域のことを再認識していただきたい」と、今回「筑後リバーマーケット」開催を企画いたしました。

今回のイベント開催につきましては、会場となりました久留米井筒屋「筑後文化村」様をはじめ、「地域振興」をキーワードに産官学と多数のお力添えをいただきまして、実現の道が開け、大盛況のうちに無事終了いたしました。出店者同士の交流・SOHO間・SOHOと地域企業の交流もあり、今後の活動につながって行くイベントとなりました。「産官学連携した地域活性イベント」の成功事例として、第2回、3回とさらなる発展を目指していく所存です。

会場内の様子 グランプリ応募作品 授賞式

(代表者氏名アイウエオ順)
四季の会 (青沼 富美枝)

■作品
ボトルフラワー
■個人・グループの紹介
数人で勉強会を開きながら作品作りをしています。
生花を立体さを残しながら乾燥させ、ガラスの容器へアレンジしていきます。ウエディングなどのお祝いの時の花を記念に残しておきたいときにどうぞ。
四季の会では心を込めて作品作りをしています。
■出展作品について
娘のウエディングブーケを私の手で作り上げ、それをボトルフラワーとしてプレゼントしたいと思い、作品作りしました。

手おり工房 (井上 久人)
■作品
マフラー、ストール、ショール
■出展作品について
シルクの糸を草木で染めて手織りで作っております。
柔らかくて、あったかく使いやすい商品です。
工房MOMENT (岩永 洋子)
■作品
ドライフラワーアレンジメント
■個人・グループの紹介
洋風ではなく「和」に重きをおいてアレンジしています。
作品の種類、内容 ハンドメイドの資材・花材を組み合わせて創作・活動の内容 作品展を開催したり教室、店舗のディスプレーなどをおこなっております。
■出展作品について
お生花、以外のもので、ドライフラワーを主にハンドメイドのもの、それに近いもので、花どうし、草どうしが遊び合って遊合し合えてそれぞれが表現し、また、バランスがとれるという事を表現したい。
プロジェクトOZEKI (大関 栄)
■作品
民芸調囲炉裏、その他小物
■個人・グループの紹介
なんでも挑戦する人
■出展作品について
日本産の杉を基本に昔の生活を体験してみてはどうですか旅先の温泉宿で味あうグルメ、そんなひとときを再現するために家庭で囲炉裏を使い癒しの世界へどうぞ
くろつち塾 (黒岩 知子・ 重松 初江)
■作品
手織りマフラー、その他
■個人・グループの紹介
小郡在住の田中みつえ先生から地区公民館にて習い始めて2年目になります。糸はまだ先生に分けて頂いている状態です。
地区での秋の文化祭、3月の教室の発表会は作品を展示しております。
■出展作品について
綿糸を土台にウール糸を織りこみました。
色みが緑系ですので筑後平野より望む耳納連山を連想し織りました。
黒川 和子
■作品
ロウケツ染め
■個人・グループの紹介
ろうけつ染め教室の出身で久留米市文化連合会員です。
皮染めは注文に応じて製作しています
古賀 洋子
■作品
ロウケツ革染め
■出展作品について
草木染めを長年続けている間に、和風の感覚での作品がいいと友達にすすめられて、染めました。染料は『日本あかね』です。
重松 きよ子
■作品
絣、古布の洋服、裂き織の小物
■個人・グループの紹介
服作りが好きで長年やっています。現在は古布(着物、蚊帳、こいのぼり、かすりなど)でいろいろな作品を作っています。
■出展作品について
手織りを習って3年ほどになります。
この作品は昼夜織りといって表の柄と裏の柄が違うように織り上がる織り方です。
両方の柄を生かせる様なデザインにしてみました。
高木ギャラリー (高木 和子)
■作品
飛白グラス
■個人・グループの紹介
昭和44年 日本女子大学 住居学科卒業後 石田建築研究所勤務
昭和53年 川島テキスタイルスクール(綴織受講)
昭和63年 飛白グラス提案
平成12年 アクロス福岡にて展示(飛白グラス)
平成13年 宇部造形大学:通信 商部、日本画科在学中
■出展作品について
久留米の歴史を伝える古い絣の美しさをガラスの中に入れることにより新しい感覚のものになったと思います。それも固定されたものではなく別の用途にも使うことができる変化する道具として時間と空間を超え、使う人も参加できることを目的としています。
手しごと屋山んば (中川 孝子)
■作品
染織り
■個人・グループの紹介
自分たちももちろん手仕事大好きだけれど、みんなにも手仕事の楽しさを味わってもらいたい。忙しすぎる毎日から少し離れて自分をとりもどして!そんな想いから藍染教室(不定期)や天然酵母のパンつくりなど楽しくおしゃれに。おいしく、やってます。
■出展作品について
ものづくりする時いつも心あったまるものを目指しています。この座布団もおばあちゃんちの縁側にありそうでしょう?サイズもちょっと横長ゆったり座ってゆっくりとして時の流れを味わってみて!
クリエーションルームMONAD (仲宗根 教子)
■作品
絵画、ケーナオブジェ、雑貨
■個人・グループの紹介
1972年沖縄で生まれる。
18才の時に上福、2年間筑後の大学で演劇を学ぶ。
卒業後友人と2人で久留米市に住み、絵と芝居を活動。
今年で10年芝居では西鉄ホールに立ち、絵では久留米井筒屋でフリーマーケットに参加
■出展作品について
梅が咲いて春を知らせる。冬と春のいとしさを十分に味わいなさいと花と空気と夕暮れが静かに語りかけている。
工房うちの (中村 志織)
■作品
陶芸、食器
■個人・グループの紹介
1966年 佐賀県鳥栖市生まれ
1994年 「工房うちの」を開き、自身の作陶を始める。毎年、工房での展示会をはじめ、福岡・佐賀など各地で古典を開く。
1990年,1994年 高岡クラフトコンペ入賞、入選
■出展作品について
定番の作品です。ゆのみにはもちろんのこと、コーヒー、デザート、スープ等、色々に使ってもらいたい器です。
創作家具 いわい家具 (平田 喜利)
■作品
創作家具(デカムチェアー)
■個人・グループの紹介
筑後川の大川橋と諸富橋に挟まれた大中島にある『いわい家具』で創作家具を作っています。
■出展作品について
この作品は、家具の縦断面形状を有する部材に係合部を設け、この部材を複数互いに結合させることにより、長さ・幅等のサイズや形状を変えて、家具の形態を変更可能にしたものです。
古川 良子
■作品
陶器、革製品
■個人・グループの紹介
久留米市総合福祉会館の陶芸自主クラブです。
■出展作品について
第50回 久留米市総合美術展 工芸部門の入選作品です。
松永 美喜子
■作品
草木染ののれん、スカーフ、洋服、バック等
かすりやチリメンを使った小物、おひな様、鯉、サル、犬、羊等
■出展作品について
玉ネギの薄皮を使い染 媒染剤(発色定着させるもの)を変える事によって色を出し作りました。 黄(明礬ミョウバン)オレンジ(チタン)黄緑(明礬+鉄)緑(鉄)
糸の音 (森田 恵美子、稗田、半田)
■作品
絣、古布の小物
■出展作品について
私達3人は同じ職場で絣の服を縫っています。絣の服を縫いながら、小物作りを楽しんでいます。味のある絣や古布に惹かれ、小さな小物たちにあれこれ夢を追いながら・・・。今回皆様に楽しんでもらえればという思いで出展してみました。
ケロケロパンチ クラフツ (山崎KOZO&ミカ)
■作品
木工、木版画、ポストカード
■個人・グループの紹介
日田郡大山町にて自宅の一室をセルフ改装して小さなお店「雑貨や ケロケロパンチ」をやっています。店長は奥さんのミカミカ。 版画、布小物などを製作。ダンナのKOZOはミュージシャン。
空いた時間に木工、家電修理などを手掛け、それぞれの作品は商品として並べてあります。原則として、「味のあるもの」「面白いもの」をつくることにしていますが、マニア受けしかしないのかもしれません(笑)お客さん、来ないし。他にアジア・アフリカ雑貨、オーガニック製品なども置いています。
■出展作品について
友人が「アフリカ祭り」なるものを企画したときに出品するため造ったものが、今、その友人宅に収まっています。その厚みが10cmほどあり、飾るには迫力があるけれど弾きにくいということで、サイズはそのまま、厚みだけ半分ほどにしてもう一度造ってみたものです。      
きちんと弾くには持ちにくいため、やはり飾り物の域を出ないのですが、床などに置いて弾くと結構いい音がします。楽器としてのカリンバは他に造っているので、まあこれはこれでいいかと思っています。
木製家具 縁 樹 (山下 智康)
■作品
木製家具
■個人・グループの紹介
夫婦二人共家具職人です。ムク材を使用して製作し、自然塗料で仕上げています。
デザイン・色など御客様と相談しながら製作します。
■出展作品について
飽きのこないシンプルなデザインに、皮を使ってアクセントを付けました。
ビスや釘を使わず、昔ながらの木組みで組あげています。
山田 彩子
■作品
草木染め、手織り(ショール、マフラー、コースターなど)
■個人・グループの紹介
5年前に浮羽町に空家を借りて移り住み、染織活動をしています。
草木で糸を染めて手織りをしたり、布を染め、縫製して作品を作っています。
(マフラー、ショール、敷物、バッグ、暖簾、タペストリなど)
■出展作品について
麻糸を藍染して、手織りしました。織り模様は、経糸と緯糸の部分染めによって創られています。
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